3/2   白ティー解禁! 新崎が2年ぶりの優勝!!  
  次週から春のマッチがスタート!        
  スターツで行われた3月最初の週例会にゲスト2名を含む18名が集合。この日からついに白ティーが解禁となり、新崎、金渕、大下の3人が白ティーからプレーした。注目の金渕は1年ぶりの90台を目指したがこの日はショットよりもパットに苦労。野口の39パットを上回る40パットを叩いてグロス106。1年ぶりの90台はお預けとなった。もう1人の注目は新崎。こちらは1年ぶりの80台が目前まで迫ったが、ノース7番で痛恨の9を叩き惜しくも80台は逃したが、グロス92ネット74。スターツでは古山が2015年に記録した75(5人開催)に迫る史上2番目のハイスコアで2年ぶり66週ぶりの優勝を飾りました。     さっそく各組の注目馬を見てみよう。まずは左のAブロックから、繰上りで本戦出場を掴んだフジノマジックが前回王者タモツジャックスバロと対戦。ここを突破すると、ツキを生かして上位進出があるかもしれない。もう一頭の穴馬はカワタク。荒いゴルフは実はマッチ向き。ただし勝ち上がっても常に不戦敗の心配に悩まされそうだ。Bブロックにはスヌープタローを筆頭にシングル馬が3頭集まりまさに死の組。ただし3頭ともこの時期は調整不足のため本来の走りは期待できない。となると平成の大横綱ヒデノホイホイキラー、さらに成長著しい秋のテイスト、そして白ティーからならまだまだ戦えるかもしれない元マッチの鬼オサムダスゲマイネなど、非常に面白い組となった。     右のCブロックには中堅馬が勢揃い。本命も穴馬もいない悩ましい組となった。悲願の初優勝を目指すモリノマングース、サンダンバードの古馬2頭の頑張りに期待したい。最後のDブロックには白枠にヨシリュー、テルノサラマッポ、カバカツの3頭が集結。そして白枠入りと赤枠入りを拒んだラクエスタリョウスケとココクリークのレオパレス2頭がこれと対決。どちらに軍配が上がるか楽しみである。更に今回本誌が最も注目するのは組合せに恵まれた感のあるのケンノポヨヨン。マッチは得意ではないが、斜行さえ出なければ今回は上位進出に期待が持てそうだ。 間もなくスタートです。  
3/9   グロス76の青木がネット70で今期初優勝     春のマッチ開幕! いきなり10試合        
  前週に引き続きスターツで行われた3月第2週の例会に、ゲスト3名を含む2012年以来最多となる総勢29名が集結した。60台こそ出なかったが優勝争いは白熱。ネット71に4人が並び、藤崎が4位、古山が3位。そしてグロス77の慎太郎が2位で、その慎太郎を上回るグロス76の青木が唯1人ネット70で優勝。青木は今期これまで7戦して70台が3回、しかも77・77・76とまるで全盛期を思わせる好調ぶりをアピール。この勢いはいつまで続くか?!     マッチ初日から1回戦16試合のうち10試合が行われた。前回のチャンピオンで今回も権藤に次ぐ2番人気となったタモツジャックスバロは、繰上りでなんとか本戦出場を果たしたフジノマジックと対戦し4&2でまさかの敗退。いきなり波乱の幕開けとなった。注目の白枠組みはカバカツがトールスリーパンチに3&1で敗れたが、オサムダスゲマイネは平成の大横綱ヒデノホイホイキラーを2UPで破る大金星。マッチ初出場のリーフジャッキーもタケノイカンイカンをカウントバックで破る銀星で初戦を飾り、ヨシリューもココクリークを2&1で下すなど、白枠勢の活躍が目立つ初日となった。        
3/16   ネット69の松浦が今期早くも2勝目  
  人気の関根、黒岩に敗れる        
  マンギラオで行われた3月16日の週例会にゲスト4名を含む27名が参加した。この日の罰金は満額3人を含む8位からの16人で合計は開幕戦以来の3桁、$107が集まった。3位は白ティーに変更してから好調が続く新崎が、マンギラオでは初の80台、グロス89をマークしネット74で3位。2位はマンギラオでは3年ぶりの90台を惜しくも逃した藤崎が、グロス100、ネット73で2位。2位に4打差をつけて優勝したのは松浦。マンギラオでは初めて100を切るグロス96をマークしネットは69。今年は早くも2勝目で、9年ぶりに複数回優勝を挙げました。       初めて3番人気に抜擢された関根の相手は黒岩。やはりプレッシャーからかいきなり8を叩いてスタートした関根は、前半1ホールしか取る事ができずに4ダウン。後半に入っても差を詰められず、ネット89の黒岩にまさかの4&2であっけなく初戦敗退。早くも2回戦となった古山対金森。前回秋のマッチ準決勝で対戦したばかりの両者。その時は3ダウンから上がり4ホールを連続アップした古山が逆転勝利。そして今回もまた4ホール残して金森が3アップと前回と全く同じ状況になった。まさか2度続けて同じ負け方をするないと思ったに違いない金森だが、15番ショートで8を叩いて1ダウン。16番は何とかボギーをセーブしたが古山も後半初のボギーで分け。     17番は再び金森が10を叩いてついにその差は一つとなった。最終ホールはハンデをもらえる古山はもちろんカウントバックの勝利を疑うことなくルンルン気分でプレー。逆にまだリードがありながら追い詰められた金森は、それでもまさか同じ事が2度も続けて起きるはずはないと自分に言い聞かせながら懸命に腕を振ったが、ここでもまた10を叩いてしまいジエンド。結局前回同様、3ダウンの残り4ホールから古山が見事な逆転勝利を収め、3回戦進出を決めた。  
3/23   服部が自己ベストタイのグロス81で優勝     権藤圧勝、坂根は敗れる        
  7週ぶりにタロフォフォで行われた3月23日の週例会に27名の会員が集まった。この日の罰金は僅かに6名。7位のネットが72。3人の60台を含む6人がアンダーパーをマークし、久しぶりに絞まった内容の例会となった。ネット66でやっと3位に入ったのは送別ゴルフを次週に控えた森本。この日が最終戦なら$180の餞別を手にしていたが、どうやらピークを1週間早く迎えてしまったようだ。ネット63でやっと2位になったのは金渕。白ティーに変えてから今月は4週で罰金が僅かに$3という好調ぶりで、この日は1年ぶりの優勝かと思われたがまさかの2位。優勝したのは服部。切り返しでとにかく力を抜く事を意識して、8年ぶりに自己ベストに並ぶグロス81をマーク。ネットは自己ベストを4打更新する61で見事優勝です。       ダントツの1番人気、権藤が長谷川と対戦。今大会最大ハンデ差25の相手に、長谷川は前半37で廻り大健闘。がしかし、イーブンで迎えた6番から僅かにボギー1つで廻っても4連続ダウンを喰らって前半を終了。この状況にさすがに疲れた長谷川は10番から3連続ボギー。対する権藤も3連続ボギーで、結局前半の6番から7連続アップで試合終了。自己ベストを更新する95で廻った権藤が長谷川を寄せ付けず、人気に応え2回戦へ。     4番人気の坂根は放牧から帰ってきた柴田と対戦。調整不足を心配された柴田だが、途中3連続パーを奪うなど1アップリードして後半へ。14番でやっと坂根がリードを奪い返したが、身も心も軽い柴田は少しも慌てず、勝負どころの終盤でパーとボギーを奪い3連続アップ。最終ホールを待たずに2&1で逆転勝利を収めた。  
3/30   森本BMで有終の美 慎太郎が接戦を制し優勝  
  人気の権藤破れる。金渕が逆転で3回戦へ        
  森本の最終戦となった3月の月例会。先週に引き続きタロフォフォに22名が集まった。先週は自己ベストタイのグロス90をマークした森本。最終戦は自己ベスト更新を目指すはずであったが、大切な日の当日にまさかの朝帰り。3番ホールで早くもOB4連発で15を叩いて撃沈。昨年6月の加納以来4人目?の餞別なしとなった。そんな森本の事などお構いなしに上位陣はスコアを伸ばし、3人がネット69で優勝を争った。2位と3位は同グロス89、アウトもインも同スコアで、最終ホールがダボの柴田が3位でボギーの服部が2位。グロス76で優勝したのは慎太郎。月間MVPも2位の服部と同ポイントだったが、平均ランク0.5の差で制し、月例&月間MVPのダブル受賞です。
      前週同じTGCで長谷川に圧勝した権藤はこの日金渕と対戦。金渕からもハンデ3枚をもらえるということでこの日も圧勝かと思われた。ところが出だし4ホールで僅かに1ボギーの金渕が終始リード。権藤も必死に喰らいつき、14番・15番で連続アップした権藤がやっと初めてリードを奪った。これで残り3ホール。このまま逃げ切りたいところだったが、16番をお互いボギーで分けると、権藤は17番で8、18番はまさかの11を叩き金渕が上がり2ホールで労せず逆転勝利。前週グロス95の権藤がこの日はまさかの116を叩く別人となり、ダントツ1番人気は2回戦で姿を消した。